延髄からの出血
先日“医者に殺されない47の心得”という本をあるお客様から渡されました。
是非読んで私の感想を聞かせてほしいとのことでした。
表紙を見て、ずいぶん挑戦的なタイトルだと思いました。
賛同できる部分も多くありましたが、そうでない部分もありました。
「CT検査の8〜9割は必要のないもの・・・」本当にそうなのだろうか・・・。
ちょうどそれから数日後にある30代のお客様からめまいの相談を受けました。
当店にしばしばご来店頂いているお客様の一人で、いつもは風邪などの症状に
合わせて漢方薬を調合していました。
ところが今回は様子が違っていました。めまいと手のしびれ感を感じていたため
脳神経外科を受診してきた帰りだと言います。
幸いにも脳のCTには異常が見当たらなかったそうです。
「本当に異常はないのだろうか・・・」当店で色々とご様子を伺いながらも、
脳の異常を払拭できずにいました。
私は念のため別の脳神経外科での再CT検査を勧めました。
その後さらに数日してお勧めした脳神経外科に即入院していたことを奥さまから
知らされました。延髄から出血していたそうです。
私が別の脳神経外科を勧めたことを感謝していました。
必要な検査、不必要な検査の判断が大切だと思わされました。
http://www.jujiyakanpo.com/
東京と埼玉の狭間で奮闘する漢方薬局店長の日記
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