不妊娠とストレス、不安

赤ちゃんを願っていながら中々授からないと不安になってしまうものです。
不妊症と心理的因子の関連を調査したHuman Reproduction(Oxford Journals) によると「ストレス」や「不安」が体外受精の妊娠率を若干低下させる（8〜14%低下）という調査結果が得られたそうです。不妊治療を続けながら「妊娠しない」→「不安」→「不妊しない」→　「不安」という悪循環に陥ってしまう可能性があります。この悪循環を断ち切るには、「心のケア（心理サポート）」がますます大切だと考えます。

縁あって漢方相談に来られる方には漢方薬をお飲み頂くだけでなく、不安を置いて安心をお持ち帰りいただきたいと、意識して取り組んでいます。またこれはすべて他の疾患にも言えることですね。
文献元：Hum Reprod 2011; 26: 2763　Stress, distress and outcome of assisted reproductive technology (ART): a meta-analysis.但し抑うつと妊娠率低下については関連は認められない。

不妊症の悩み・妊活を漢方薬でサポート｜東京都西東京市の十字屋平蔵薬局
東京と埼玉の狭間で奮闘する漢方薬局店長の日記

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