認知症の予防

ご来店のお客様と時々話題になるのが認知症です。認知症はご本人だけでなく家族にとっても大きな負担となります。グラフは新潟県内の行方不明に対する認知症患者の数です。徘徊して身元が判らなくなってしまうケースをよく聞きます。症状はおもに脳血管性認知症そしてアルツハイマー型認知症が挙げられます。脳血管性認知症の原因として最も多いのは、小さい脳梗塞が多発する「多発性ラクナ梗塞」で、徐々に脳の機能が低下し、認知症や運動障害が出現します。この基礎疾患として糖尿病や高脂血症、高血圧などが考えられますので、それぞれに対応することが予防につながります。
もともと認知症やアルツハイマーという病名は２０００年、３０００年とも言われる伝統漢方にはありませんでしたが、脳の血流障害はお血状態であり、脳の機能低下は中医学の腎に関係しますので腎虚と捉えることができます。他にも様々なタイプに合わせた漢方薬で対応が可能ですのでお悩みの方は漢方専門薬局にご相談ください。



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東京と埼玉の狭間で奮闘する漢方薬局店長の日記

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