蕁麻疹と頑固な皮膚炎
暑い毎日です。私の実家、北海道でも30度を超える猛暑です。練馬区にお住まいのM・Ｓ(3479)さんの皮膚炎のご相談です。3歳頃からアトピーの症状と最近は蕁麻疹にも悩まされているということです。アトピーと蕁麻疹は同じ皮膚症状でも薬方としては別々な対応が必要なケースがほとんどのように思います。幸いにも漢方薬を服用して最初の段階で蕁麻疹は出なくなったと言います。
問題は従来の皮膚炎です。かゆみは軽減しているようですが、肩や腕の一部が治りきらずにいます。この症状をこちらも意識して一か月後、改善はしているものの、まだまだという感じでもあります。夏は汗そして冬場は乾燥と気候にも合わせて漢方薬をお飲み頂く必要があるように感じています。お大事にしてください。
手湿疹、尋常性乾癬と言われて
今月からいよいよ東京オリンピックの開幕です。ブルーインパルスの5線のスモークをご自宅のベランダから撮られたそうです。綺麗ですね。
コロナウイルス感染拡大で行動制限の中、ご主人の運転でご来店頂いているS(3151)さんですが、何件かの皮膚科の先生からは手湿疹、尋常性乾癬など言われたそうです。とにかくかゆみが強い時は、我慢出来ずに無性に搔きむしりたくなるそうです。わかります、辛いですよね。
早速漢方薬をお飲みいただき劇的にとはいきませんが、続けているうちに手もきれいになり、足のプツプツも治まっているようです。皮膚症状は夏になれば暑さや汗で、冬は乾燥で切れたりと、その都度状態に合わせて漢方薬の内容を変える必要があります。焦らずに服用ください。お大事に。
妊娠そして安定期へおめでとう
いつも当店をご利用くださっているお客様M・S(3178)さんです。以前には卵巣嚢腫の既往歴がある方です。またアトピー性皮膚炎や他にも体質的な心配が色々あるのですが、今回妊娠の安定期に入って大きなヤマを乗り越えることができました。おめでとうございます。あとは出産という未知の世界です。本日はお母さまも一緒にご来店くださいましてありがとうございます。一度当店で流産という悲しみを通りましたが、母になる気持ちはやはり強かった『あっぱれ』です。出産後落ち着きましたら是非いらしてくださいね。祈っております。
*アトピー性皮膚炎で妊活中のお客様にはどうしても肌の炎症にも対応した漢方薬の服用が欠かせません。絶対ではありませんがその方が妊娠の可能性が高まると考えます。漢方薬を取り入れてみようとお考えのお客様には、これまでの妊活の取り組みや体質のことなどお伺いさせて頂ければと思います。よろしくお願いいたします。
双子の赤ちゃんそして・・・
以前漢方薬をお飲みいただいていたお客様からうれしい画像を拝見いたしました。なんと双子ちゃん、こちらとしても漢方冥利に尽きます。30代のH・K(2669)さんは20代の頃は生理周期に乱れがあって、50日ぶりあるいは全然来ない時期もしばしばあったようです。経血には塊があり生理痛はいつも重いようです。
早速3種類の漢方をお飲み頂き3か月過ぎに、妊娠の報告を頂きました。2回目の来店の際に『なぜか私、妊娠するような気がする』と言っておられたのが印象的で、実際その一か月後にはうれしいご報告(2019/5)を頂いたことを思い出します。恐るべし女性の勘には驚かされます。
今回妊娠出産からおよそ一年半ぶりに再来店くださり、再度漢方薬で子宝を願ってのことです。またうれしい便りを聞かせて頂ければと思います。お大事にしてください。
朝起きれず、腹痛の毎日でしたが・・・
練馬区にお住まいのある高校生(4214)のご相談です。お母様曰く『朝が弱く、イライラしている。小学生5,6年生の頃には朝礼では立っていられなかった』と言います。まためまいや腹痛にも悩み、お母様からの説得により今回漢方薬をお飲みいただくこととなりました。
服用して一か月後、まず下痢が改善したご様子でした。またその後朝の目覚めも以前よりは良く、気持ちも少し前向きになってきたようです。相変わらずゲームに夢中になる時間が長く、しかも就寝直前までやっているようですが、精神的にも少しイライラが落ち着いたご様子でした。朝起きれない、腹痛、下痢など今回のような症状には漢方薬は助けになりますので是非お勧めいたします。
私も経験しましたが、学校生活にも色々と思うようにいかない、イライラすることがあります。その葛藤は乗り越えなければならない壁のようなものです。一人でため込まずクリアしたいですね。お大事にしてください。
歯根嚢胞に漢方薬
昨年の11月に植えたチューリップが元気に花開いています。
西東京市内にお住まいのある20代の女性(2365)です。2020年の9月に初来店したのですが、歯茎に痛みを感じて歯科クリニックへ行ったところ歯根嚢胞と診断されたそうです。とりあえず半年後の3月まで様子を観ることになったそうです。ただ歯科医よりいくら若いと言っても免疫で治せる範囲ではないとも言われ、不安気味でお母さまと一緒に来店されたのです。
早速漢方薬をお飲みいただき、最初嚙むたびに痛みがあり、歯が浮いた感じだったのが徐々に改善していました。そして漢方薬をコツコツお飲みになっておよそ半年後に再度レントゲンで確認してみると歯根嚢胞は治っており、もはや手術する必要はないとのことでした。からだの組織のあらゆるところにできる嚢胞ですが、漢方薬がお役に立てて良かった症例です。本当に続けてよかったですね。
コロナウイルス感染により後遺症に悩む
先日東久留米市にお住まいの女性(4434)から、脈拍が不安定で倦怠感で困っているとの相談をお受けいたしました。ご来店頂いて症状の経緯を伺うと、二か月近く前に新型コロナウイルスに感染したということでした。勿論現在はPCR検査では陰性で、医師からの特別な手当てはないまま、ふと当店を思い出して8年ぶりにご来店頂いたというわけです。
8年前外痔核の悩みでいらした時を今でも鮮明に覚えております。劇的に痔が改善したたげでなく、ヒマラヤへトレッキングに行ってこれたと言って喜んでおられたからです。
今回は新型コロナウイルスの後遺症ということで、私も戸惑いましたが体質に合った漢方薬を服用して一週間後に、お電話で『体調は快方に向かっており、お風呂に入っても動悸はなく、息苦しくないです。また排便もスムースです。』と言ってくださいました。
実は10年近く前になるでしょうか・・・インフルエンザに感染後、一年経過しても身体のだるさが抜けないと言ってご来店になった学生がいたことを思い出しました。これもまた何かしらウイルスが悪さをしているのだと改めて教えられた次第です。
