温めるのか冷ますのか・・・東洋医学の大切な概念のひとつですが

漢方薬は生薬の性質によって寒・熱・温・凉・平に大別され
寒証の方には温熱薬を、熱証の症状には寒凉薬をそれぞれお勧めいたします。





ある腰痛のお客さんなのですが、お風呂で温まると調子が良いと言います。
すべての腰痛の方が温めると良いというものではありませんが、
この方の場合は少なくとも良かったということです。




しかし調子に乗って熱いお風呂で長湯をしてしまったのでしょう。
逆に疲労感を強く感じてしまい、調子を崩してしまったと言います。
水圧や高温で発汗してしまい心臓の負担となったのでしょうか。




季節に応じて熱過ぎない温度でリラックスすることをお勧めいたします。